
【品詞分解・解説】つれづれなるままに(『徒然草』より)
現代語訳と品詞分解の読み方・凡例はこちら。
① つれづれなるままに、日暮らし硯に向かひて、
手持ちぶさたなのにまかせて、一日中硯に向かって、
つれづれなる=[形動]ナリ「つれづれなり」体
ままに=[連語]
日暮らし=[副]
硯=[名]...
原文
①つれづれなるままに、日暮らし硯に向かひて、②心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、③あやしうこそものぐるほしけれ。
現代語訳
①手持ちぶさたなのにまかせて、一日中硯に向かって、②心に〔浮かんだり消えたりして〕うつっていくつまらないことを、とりとめもなく書きつけると、③妙に正気を失った気分になる。