高校古典 【句形・解説】五十歩百歩(『孟子』より) 梁の恵王が孟子にたずねた。「私は日ごろ、国を強く豊かにするために心を尽くしている。隣国はこのような政治を行っていないのに人口が減らず、我が国の人口は増えない。国力に差がつかないのはどうしてであろうか。」孟子は次のように答えた。① 孟子対曰、... 2020年11月20日 高校古典高校漢文解説
高校古典 【原文・書き下し文・現代語訳】五十歩百歩(『孟子』より) 原文梁の恵王が孟子にたずねた。「私は日ごろ、国を強く豊かにするために心を尽くしている。隣国はこのような政治を行っていないのに人口が減らず、我が国の人口は増えない。国力に差がつかないのはどうしてであろうか。」孟子は次のように答えた。①孟子対曰... 2020年11月20日 高校古典高校漢文解説
高校古典 【品詞分解】中納言参り給ひて(『枕草子』より) 現代語訳と品詞分解の読み方・凡例はこちら。(1)中納言参り給ひて、……① 中納言参り給ひて、御扇奉らせ給ふに、中納言(=藤原隆家)が〔中宮定子のもとに〕参上なさって、御扇を差し上げなさるときに、中納言=[名]参り=[動]ラ四「参る」用/参る... 2020年11月04日 高校古典高校古文解説
高校古典 【原文・現代語訳】中納言参り給ひて(『枕草子』より) (1)中納言参り給ひて、……原文①中納言参り給ひて、御扇奉らせ給ふに、 ②「隆家こそいみじき骨は得て侍れ。 ③それを張らせて参らせむとするに、おぼろけの紙はえ張るまじければ、求め侍るなり。」と申し給ふ。 ④「いかやうにかある。」と問ひきこえ... 2020年11月04日 高校古典高校古文解説
高校古典 【品詞分解・解説】丹波に出雲といふ所あり(『徒然草』より) 現代語訳と品詞分解の読み方・凡例はこちら。① 丹波に出雲といふ所あり。丹波の国に出雲というところがある。丹波=[名]に=[格助]場所出雲=[名]と=[格助]引用いふ=[動]ハ四「いふ」体所=[名]あり=[動]ラ変「あり」止② 大社を移して、... 2020年10月28日 高校古典高校古文解説
高校古典 【原文・現代語訳】丹波に出雲といふ所あり(『徒然草』より) 原文①丹波に出雲といふ所あり。②大社を移して、めでたく作れり。③しだのなにがしとかやしる所なれば、秋のころ、聖海上人、そのほかも、人あまた誘ひて、④「いざたまへ、出雲拝みに。かいもちひ召させん。」とて、⑤具しもて行きたるに、おのおの拝みて、... 2020年10月28日 高校古典高校古文解説
高校古典 【原文・現代語訳】つれづれなるままに(『徒然草』より) 原文①つれづれなるままに、日暮らし硯に向かひて、②心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、③あやしうこそものぐるほしけれ。現代語訳①手持ちぶさたなのにまかせて、一日中硯に向かって、②心に〔浮かんだり消えたりして〕うつってい... 2020年10月28日 高校古典高校古文解説
高校古典 【品詞分解・解説】つれづれなるままに(『徒然草』より) 現代語訳と品詞分解の読み方・凡例はこちら。① つれづれなるままに、日暮らし硯に向かひて、手持ちぶさたなのにまかせて、一日中硯に向かって、つれづれなる=[形動]ナリ「つれづれなり」体ままに=[連語]日暮らし=[副]硯=[名]に=[格助]動作の... 2020年10月28日 高校古典高校古文解説
高校古典 【品詞分解・解説】東下り(『伊勢物語』より) 現代語訳と品詞分解の読み方・凡例はこちら。(1)昔、男ありけり。……① 昔、男ありけり。その男、身をえうなきものに思ひなして、京にはあらじ、東の方に住むべき国求めにとて行きけり。昔、男がいた。その男は、〔自分の〕身を役に立たないものと思い込... 2020年10月28日 高校古典高校古文解説
高校古典 【原文・現代語訳】東下り(『伊勢物語』より) (1)昔、男ありけり。……原文①昔、男ありけり。その男、身をえうなきものに思ひなして、京にはあらじ、東の方に住むべき国求めにとて行きけり。②もとより友とする人、ひとりふたりして行きけり。③道知れる人もなくて、惑ひ行きけり。④三河の国八橋とい... 2020年10月27日 高校古典高校古文解説