蛇足

高校古典

【句形・解説】蛇足(『戦国策』より)

① 楚有祠者。 下:楚に祠る者有り。 訳:楚の国に祭礼をつかさどる人がいた。 ② 賜其舎人卮酒。 下:其の舎人に卮酒を賜ふ。 訳:〔あるとき〕その(=自分の)使用人たちに大杯についだ酒を与えた。 舎人=使用人 ③ 舎人相謂曰、 下:舎人相謂...
高校古典

【原文・書き下し文・現代語訳】蛇足(『戦国策』より)

原文 戦国時代、楚の国の将軍昭陽は、魏の国を攻めて勝利し、さらに斉の国を攻めようとした。そのとき、斉の国の王の意を受けた遊説家の陳軫が、斉の国への攻撃をやめさせるために、次のようなたとえ話を用いて将軍昭陽を説得した。 ①楚有祠者。②賜其舎人...