句形・解説

高校古典

【句形・解説】蛇足(『戦国策』より)

① 楚有祠者。下:楚に祠る者有り。訳:楚の国に祭礼をつかさどる人がいた。② 賜其舎人卮酒。下:其の舎人に卮酒を賜ふ。訳:〔あるとき〕その(=自分の)使用人たちに大杯についだ酒を与えた。 舎人=使用人③ 舎人相謂曰、下:舎人相謂ひて曰はく、訳...
高校古典

【句形・解説】借虎威(『戦国策』より)

① 虎求百獣而食之、得狐。下:虎百獣を求めて之を食らひ、狐を得たり。訳:虎が獣たちを探し求めては食べ、〔あるとき〕狐をつかまえた。 之=百獣(獣たち)② 狐曰、「子無敢食我也。下:狐曰はく、「子敢へて我を食らふこと無かれ。訳:狐が言うことに...
高校古典

【句形・解説】五十歩百歩(『孟子』より)

梁の恵王が孟子にたずねた。「私は日ごろ、国を強く豊かにするために心を尽くしている。隣国はこのような政治を行っていないのに人口が減らず、我が国の人口は増えない。国力に差がつかないのはどうしてであろうか。」孟子は次のように答えた。① 孟子対曰、...