原文・書き下し文・現代語訳

高校古典

【原文・書き下し文・現代語訳】蛇足(『戦国策』より)

原文 戦国時代、楚の国の将軍昭陽は、魏の国を攻めて勝利し、さらに斉の国を攻めようとした。そのとき、斉の国の王の意を受けた遊説家の陳軫が、斉の国への攻撃をやめさせるために、次のようなたとえ話を用いて将軍昭陽を説得した。 ①楚有祠者。②賜其舎人...
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【原文・書き下し文・現代語訳】借虎威(『戦国策』より)

原文 ①虎求百獣而食之、得狐。②狐曰、「子無敢食我也。③天帝使我長百獣。④今子食我、是逆天帝命也。⑤子以我為不信、吾為子先行。⑥子随我後観。⑦百獣之見我、而敢不走乎。」⑧虎以為然。⑨故遂与之行。⑩獣見之皆走。⑪虎不知獣畏己而走也。⑫以為畏狐...
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【原文・書き下し文・現代語訳】五十歩百歩(『孟子』より)

原文 梁の恵王が孟子にたずねた。「私は日ごろ、国を強く豊かにするために心を尽くしている。隣国はこのような政治を行っていないのに人口が減らず、我が国の人口は増えない。国力に差がつかないのはどうしてであろうか。」孟子は次のように答えた。 ①孟子...